「仕事のこと」の最近のエントリー

鹿児島のお仕事

出不精であまり旅行に行かない私ですが
今年の初夏に鹿児島の旅に連れ出してもらって
いろいろな出会いが、いろいろな作品につながりました。

こちらはポスター。
霧島で花苗の生産をされている片山清美さんが
各地を巡回するパンジー・ビオラの展示会でお披露目してくださいました。


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そしてこちらは、以前から続いているお仕事、お茶屋「下堂薗/しもどうぞの」さんの冊子。
今号はサルトリイバラを描いています。
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デザイナーはどちらも同じ、鹿児島在住の花田理絵子さん。
今回は自宅に宿泊させていただき、いろんなところを案内いただきました。

圧巻だった樹齢1500年のクスノキは、おまけ写真。
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私は「このこと」って、何が(誰が)きっかけだったっけ?と、考えるのがクセです。
さかのぼってたどっていくと、いろんな人の顔が浮かび、
多くの出会いから、今があることを実感します。
そして、自分は何かを返せているのかなぁ。。と、肩身の狭い思いになるのです。
まったくもって、有り難く、誠に申し訳ないかぎりです。
 

平原慎太郎 OrganWorks フライヤー

ダンサー 平原慎太郎氏 率いる OrganWorks のフライヤーに
絵を採用いただきました。
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デザイナー力 半端ない、カッチョいい仕上がりで、とても嬉しいです。
色合いや濃度などは、原画から微妙に調整いただいています。
裏面は同じ絵が「ネガ」の状態になっていますが
ボワ〜んと光を放つ深海の生き物のように見えて、これまた素敵。


絵を描く人にはそれぞれの考え方がありますが
私の場合は、印刷物になる時 絵は「素材」と考えていて
原画の通りに色が再現されなくても、仕上がりが良ければ、良し。
デザイナーの仕事に敬意を払って託します。

クライアントの意図、デザイナーの技量、イラストの力。
全てが良い方向に働けば、良い仕上がりになる と、信じています。


作品を気に入ってくださった OrganWorks 主宰 平原慎太郎さんに感謝。
「聖獣 〜 live with a sun 〜」パフォーマンスがとってもとっても楽しみです。

西利『発酵生活』ビジュアル

このイラストの使用は2018年で終了しました。

2017年初旬にお漬物の西利から、新しいブランド
『発酵生活』がオープンしまして、そのビジュアルを担当させていただきました。
注)同社『LABRE』は担当していません。お間違いなく!!

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漬物以外の食生活で乳酸菌を取り入れようと、商品を展開されるそう。
現在のところ、京都の高島屋地下にのみ店舗があり、お惣菜なども買えるようです。
お出かけの際は、是非お立ち寄りください。
(西利の売り場とは別ブースになっているので、売り場でお尋ねください)

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私のイラストは店舗のメインビジュアルと、ショッパー
キュウリ、人参、玉ねぎのドレッシングパッケージなどになっています。
商品アイテムはまだ少ないですが、通販もできるようですので
もしよかったらお試しください。
注)同社『LABRE』は担当していません。お間違いなく!!

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このイラストの使用は2018年で終了しました。


 

新潮社「考える人」最終号

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2002年から通算60冊を刊行された、新潮社の『考える人』。
今号が最終号となるそうです。


私は、たまたま最終号の表紙を飾らせていただくこととなったのですが
ただいま表参道の山陽堂書店にて「また会う日まで『考える人』。。」展の会場にて
原画をご覧いただけますことをお知らせしておきます。

会場ではこれまでのバックナンバーも並んでいて
物事を深く考えるために、内容の濃いテーマを多く取り上げてこられたのだな。。ということが
とてもよくわかります。こういった出版物が休刊になるのはとても残念に思います。

河野編集長、デザイナーの島田さん
編集部の皆様、お疲れ様でした。


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展示は2017年4月4日〜11日
「また会う日まで『考える人』、これからもよろしく『webでも考える人』」展
表参道:山陽堂書店(3F、4F)

アリス・マンロー『ジュリエット』装画

装画を描いた本が届きました。
2013年にノーベル文学賞を受賞したアリス・マンロー。
新潮社クレストブックスから出版されるものは、多く装画を描かせてもらっています。

『ジュリエット』は10月末発売。
ただいま各所で予約できるようです。
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今回の本は新作ではありませんが、映画化されます。
映画タイトルは『ジュリエッタ』。11月初旬に公開されます。
試写会に行かせてもらいましたが、大人の女性に是非オススメしたい作品です。
それぞれが色んな角度から、色々「思う」ことができる映画ではないかな。
スペインのペドロ・アルモドバル監督の映像が、とても美しい。
機会があったらどうぞ映画館にお運びください。
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