悪い顔してます!


なかなか問題行動の多い2月でした。ここにきて「唸る」という行動が目立ってきたブク。散歩に行こうとしてケージから出す時、散歩から帰ってきて足を拭こうとする時、餌が終わって皿を引き上げようとした時などにグゥゥ〜と唸って噛み付くしぐさをしたり、勢いあまって飼い主に向かってワンワン吠えるといった行動が出始めました。これは問題です。厳しくやってきたつもりでしたが、何か間違っているところがあったのかもしれません。これはもしや「威嚇行動」のきざし??そんな時はもちろん叱るのですが、正体を失ったように唸ってくるブクを更に興奮させるような叱り方はせずに、少し空気を変えてやることで気持ちを正気に戻すようなやり方を実践しています。今のところ、本気で噛んでくることはないので、ここは飼い主がひるまず、威厳を見せることで更に明確に上下関係を理解させる必要があるようです。


ブクを追い詰めた家

ブクが疾走した道


どうやらブクは知らず知らずのうちに、男飼い主と女飼い主に差をつけているようです。散歩のためケージから出そうとすると唸る、という行動はどうやら女飼い主にだけするらしいのです。これは完全に舐められていると憤った女飼い主は、散歩でのリーダーウォークで威厳を示すべく、この日、いつもより更に厳しく接する勢いで散歩に繰出しました。前に出て歩かないようにキュッキュッとリードを引き、時々座らせてアイコンタクトさせるなど。いつも通り外ではなかなか集中しませんが、辛抱強く何度も繰り返し厳しい口調で夕方の住宅地を歩いていた時でした。注意力散漫なブクのリードを力強くギュッと引張った瞬間に首輪がスポッと抜けてしまったのです。ブクは堰を切ったように疾走。女飼い主は血の引く思いで、呼び寄せようとしますが、そう簡単に言う事をきくブクではありません。それでも何メートルか先でピタッと止まり、今度はこちらに向かって走ってきました。が、飼い主の腕をスルリと抜けて車道に向かって疾走。名前を叫び続ける飼い主。そのままの勢いで走って行ったら絶対に車にぶつかる!!と思った時、ブクはまたしても立ち止まり、微妙につかまえられない距離をウロウロ・・。これでまた車道に向かったら大変だと思った飼い主はとっさに、たまたま門が開いていたよそのお宅の敷地内にブクを呼び寄せ、行き止まりになったところでタックルしてブクをつかまえたのでした。ふぅ、まったくぅ・・。ブクは思わぬ自由を味わい、さぞ楽しかったと思いますが、飼い主はドロドロになるわ、膝を擦りむくわ・・まったく心臓の止まる思いをさせてもらいました。首輪はきつめに絞めていますが細くて柔らかい革材質なので少し伸びてしまったのかもしれません。威厳もなにもあったもんじゃない。史上最悪な散歩となりました。


NEW首輪


さてそんなわけで、首輪の使用を中止し胴輪で散歩をすることになりました。ところが久々に使った胴輪は体を絞められるかんじが気にいらないのか着ける時とても嫌がり、いざ装着すると不安そうに少し震えたりしているので、新しい首輪を新調することになりました。今度の首輪は太くて堅い素材なので以前のものより抜けにくいはず。首輪が抜けて肝を冷やすなんてことはもうコリゴリです。しっかりしすぎて少し重いかもしれませんが、ブクはそれでも胴輪よりは良いらしく、新しい首輪で今のところ、なんとか順調に散歩をしています。


太めのものです


呼ぶと返事します!


INDEXからのSPECIAL LINKは見ていただけましたでしょうか?企画参加のお礼の品として「マイクロペット」なるおもちゃを
いただきました。頭のボタンを押すと鳴いたり動いたり呼び声に反応したり、小さいけどなかなか楽しめる可愛いヤツです。案の定ブクは大興奮。口の中でカタカタ動くおもちゃが気にいった様子です。最近は指示に従って、口から物を吐き出すことができるようになったので(完璧ではありません)壊される前に「はなせ」と命令します。が、ガリリッと噛んでしまうまで、そう時間はかからないと思います・・。


かじるなぁ〜〜


「マテ!」
「ヨシ!!」


さて、うやむやに出来ないのが「唸る」問題。もしこれが「威嚇」の兆候だとすれば、原因は飼い主に「完全に服従していない」ということにあるのではないかと思います。考えてみればブクが唸るのは自分の自由がきかなくなる時に限られています。特に目立って唸るのは餌の後、お皿をさげる時が多く、最初は量の問題か?とも思いましたが、どうやらそうでもないらしい。そこで、以前やっていた「手から少しづつ餌を与える」ということを再び試してみることにしました。自分勝手にガツガツ餌を食べられるわけではなく、飼い主の指示に従わなければならない=自分が弱い立場にある。ということを理解させるためです。餌はいつもの量を皿に入れますが、皿にどのぐらい餌が残っているかわかってしまうと意味がないので、中身は見えないようにします。まだ餌があるかもしれない、と思わせることで命令に従う意識を持続させます。ひとくち与えては「マテ」させて、時には扉を閉めてしまいます。もし立ち上がるようであれば「スワレ」も繰り返し指示します。これまでひと皿一気に食べていたので、時にはこの方法を嫌がってキューキュー鳴いたり飛びかかろうとしたり我がままな行動がありましたが、何度か繰り返すうちに少し従順な態度が見えるようになってきました。なんだかブクは、どこまで自分の我がままが通るか、飼い主を試しているような気がします。餌の与え方と同様、散歩の時も遊ぶ時も「従う」ということをここで改めて徹底的にしつける必要性を感じています。こんなに色々考えなくても、最初から従順で穏やかな犬もいるのでしょうが、ブクはなかなか一筋縄ではいかない犬みたいです・・。今日は大変いい子でも、明日は最悪に我がままだったり・・。面白いといえば面白いのですが。まだまだスッタモンダは続きそうです。

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