指折り数えて、待ちに待った抜糸の日がやってまいりました。午前中のうちにブクを連れて病院へ。カラーとも今日でおさらばだ!と勢い勇んでいざ診察室へ・・。ところが、6〜7針縫ってもらっていた糸のうち2カ所の糸が知らない間に抜けていて傷の治り具合がいまひとつだったため、週末まで抜糸を延期しましょう・・ということになってしまいました。ブクはカラーをしていたため傷口に口が届くことはなかったのですが、手術の影響で少し張った状態になっている乳腺を気にして舐める時に、ちょうどカラーの端が縫い目にあたっていたらしいのです。「じゃぁ、ひとまわり大きいカラーにしましょう!」と簡単に言われたものの、余計うっとうしい状態であと数日我慢しなくてはいけないことになってしまいました・・。

更に大きなカラーでトホホ。


騙しだましなんとかやってきた術後の20日あまり。明日に抜糸を控えたこの日ある事件(?)が起こりました。いつものように部屋をウロウロしていたブクが急にリビングでウンチをしてしまい、少し歩いて今度は吐いてしまいました。ウソ〜・・と思った次の瞬間その場でフラフラ〜と倒れこんでしまったのです。ビックリした飼い主は何度も声をかけますが、目が少し動くだけでピクリともせず、力無く横たわっている様子に驚いて、急いで病院へ駆け込みました。泡を吹いているとか意識が無いといったことではなく、表情も比較的元気そうに見えるのですが、いつも嫌がる診察台でもぐったりしていて、血の気がひいて舌や歯茎が真っ白になっている・・。まずは変なものを食べなかったかどうか。しかしその可能性は薄く、血液検査を見ると手術の影響(皮下出血など)でも無さそうだとのこと。しかしながら血糖値(だったかなぁ・・)が少し低いということで、ダイエット中の子供が貧血で倒れたような感じかもしれないと診断されました。ブクはだんだん餌を食べなくなっていたので、少しづつ減らして現在は50gを2回与えていたのですが、確かに給与目安量を見るとすくな過ぎたかもしれません。避妊手術をすると代謝量が減り、肥りやすくなるらしいのですが、ひとまず餌とおやつの量を増やして、しばらく様子をみることになりました・・。

おやつ三昧・・!?


その後ブクはとりあえず元気にしています。幸か不幸か貧血(?)を起した日に1日早く抜糸してもらい、カラーも取れ晴れて自由の身となり、餌も80gを1日2回ペロッとたいらげています。しかしながら色々なストレスが原因となって先日のような症状が発作的に起こる「副じん」の病気があるらしく、1〜2ヶ月は様子をみるように病院で言われました。今回はやはり手術後の様々なことによるストレスが要因のひとつかもしれません。が、一時的なことかもしれないし、初心者の飼い主にとっては初めてのことだったので「あたふた」してしまいましたが、気を楽にもって気長に見守りたいと思っています。そんなこんなでいよいよ月齢11ヶ月を迎えたブク。そろそろ『賢い犬』になってきてもいい頃かと思われるのですが・・・・デス。

抜糸後のお腹・・!


術後のわずらわしさから解放されたのも束の間、うちでは内装工事の作業が始まったためブクにとってはまたもや試練の数日が続く事となりました。ブクのケージはリビングから隣の部屋へ移され、自由に動けるのは一室のみで別の部屋をウロつくことは出来なくなりました。家の中によその人が入って来るたびにバゥッバゥッ唸っていたブクも、入れ代わり立ち代わり出入りする職人さんやその物音に、最初でこそ敬遠していちいち様子を伺っていたものの、徐々に慣れてあっという間に激しい音の中でもスースー眠るようになりました。朝晩の散歩以外は室内で寝たり食べたり遊んだり・・。それでも小屋につながれている犬よりは自由だろうと思うのですが、時には少し退屈な様子で何かといたずらをしでかすブクです。

退屈しのぎにいたずら・・


連日続く工事の音にもすっかり慣れ、騒音にも訪問者にも割とすぐに順応できるものだなぁ・・と思っていたのですが、この日、いつもとちょっと違う低くうなるようなドリルの音を聞いたとたん、ブクは急に怯えだしました。おそらく何か琴線に触れる音だったのだと思うのですが、急にブルブルと震えだし、怯えて部屋の隅で固まってしまいました。飼い主はなだめたりすかしたり、放っておいたり。それでも震えは治まらず、しまいにはハァハァ言い出す始末。何事にも動じないタフな犬になってほしいと願っているのですが、どうもかなりデリケートな性格のようで、困ってしまいます。またこれが何らかのストレスになってはイカン!と遊んでやったり家の外に出してみたり・・。まったくもって『お犬さま』状態です。

物陰で怯える『お犬さま』


家の内装工事のせいで8畳ほどの部屋に閉じ込められているブクですが、閉じ込められているのは犬だけではなく飼い主も同じで、一日中ベッタリ一緒にいるせいか、ブクはすっかり我がままになっています。構い過ぎないように注意しているのですが、なかなか難しいです。それに人の出入りは頻繁で知らない話し声はするし、大きな音や臭いなどに神経が過敏になっていて、解放される散歩中はここぞとばかりはしゃぎまくります。リードをグイグイ引張って歩き、葉っぱは食べるし飼い主には飛びついてくるし・・典型的なダメ犬になってしまいました。いっこうに人に慣れないブクもこの機会に少し慣れてくれれば・・とも思ったのですが、相変わらず警戒してバゥッバゥッと吠え、飼い主ともども落ち着かない師走です。

ひと部屋だけの自由・・


最近、散歩中に言うことをきかなくなってしまったので、胴輪をやめ再び首輪を使うことにしました。飼い主の歩調に合わせて上手にゆっくり歩いていた頃がウソのように、ひとりでグイグイ歩こうとするブクを制止させるには胴輪より首輪のほうが効果的です。それにしても外ではまったく飼い主の声が耳に入らないブクには呆れます。犬と遊んで興奮した後などは、座らせて落ち着かせるのですが、飼い主の手に噛みつくしぐさをしたり飛びついてきたり、必ず一度は道路で暴れるダメ犬です。手術に続く工事で、今の時期は少し欲求不満があるのだと想像するのですが、早く落ち着いた柴犬に成長してほしいと、帰宅後にはどっと疲れる飼い主です・・・。

我がままなダメブク。


また少し甘噛みが復活しています。以前とは少し違って「遊ぼう!遊ぼう」と飛びついてきては服のはしをちょっと噛んだり、手をちょっと噛んだりします。犬同士で遊びを誘う時と同じことを飼い主にもしているようです。初めはその度叱っていたのですが、叱ることが結局遊んでいるのと同じことと犬は思うらしく、かえって興奮するので、最近は低い声で「ダメ」と言って無視するように心がけています。よく、犬を叱る時には「無視」が一番だと聞くのですが、無視というのは人間がしばらく我慢をしなければならず、なかなか難しいものです。それになんだかうちの犬は無視されることをあまり辛いことだと思っていないフシが見られるのですが・・みなさんの柴犬はいかがなものでしょう?

ありきたり画像でゴメンネ!


ようやくワン!ルーム暮しから解放される日が来ました。しかしながらせっかくの新しい床を、一瞬にして傷だらけにされることが「いたたまれない」飼い主は無駄とはわかっていながら犬用の「くつ」を購入してみました。ナイロン製でマジックテープで巻き付けるタイプのもので、主に真夏の散歩などに使用するのですが、室内でも使用できるというので、さっそくブクに履かせてみました。・・案の定、ブクはいきなり足先に変なものを着けられたので一歩も前へ進めず、口で取ろうとしながらも気持ち悪そうに足を宙に浮かせて、ロボットみたいな動きになってしまいました。おかしくてしばらくそのままで笑っていたのですが、それ以上続けたら動物虐待になりそうだったので想像どおり「くつ履かせ案」は即、ボツとなりました。

なんか変な姿勢です・・


避妊手術後、抜糸までの約20日間に引き続き、工事のためワンルーム暮しを強いられること約2週間。合わせて約ひと月もの間、以前の生活に戻れなかったブクには、さぞ欲求不満がたまっていることだろう・・ということで、久々(2度目)にこの日いぬたまのドッグパークへ連れて行ってやりました。以前行ったのは夏で、水の飲み過ぎによる軟便防止から水の量を控えていた時期で、遊ぶどころかパーク内の水飲み場に入りびたり満足に楽しむことが出来なかったのですが、今回は充分遊ぶことが出来ました。さすがに寒い時期ということもあって遊んでいたのは3〜4頭でしたが、大型犬ばかりだったので飼い主も満足!ブクはリードを外されると「ヤッッタァ〜〜!」という感じでパーク内を思う存分走り回り、他の犬とじゃれまわりました。途中オスのダルメシアンにしつこくアプローチされるというハプニングもありましたが、前回のように水のみ場に入りびたることもなくいいかんじで遊べました。しかしながら後半は他の犬と遊ぶよりパーク内の(ドロドロの)ボールで遊ぶことに熱中し一匹狼(?)的な柴犬っぷりを発揮。時々は他の犬が飼い主に投げてもらったボールを一緒に追い掛けて「お前は来んな!」と一喝されたり、遊びの最中に大型犬に叱られてキャンと言わされお腹を見せたり、それでもやはりひるまないブクでした。・・そうそう帰宅後久々にシャンプーすると体全体からゴッソリ毛が抜けてびっくり仰天したことを付け加えておきます。
来年1月でまる1才になるブクです。いまだ手のやけるダメ犬で何をしでかすやら不安もつのりますが、なんとか楽しくやっていきたいと思っています。来年もよろしく!よいお年を!!

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