文庫の装画
装画を描かせていただいた文庫本が発売になりました。

永井路子さんの「美貌の女帝」(新装版)です。

ストーリーは。。。
壬生の乱から藤原京、平城京へと都がうつる激動の時代
皇位を巡って繰り返される裏切りや策略の中、懸命に生き抜いた
悲劇の女帝、氷高皇女を描いた長編歴史小説。
歴史好きならこの年末年始、ゆっくり読んでいただきたい一冊です。
さてと、この表紙。。
黒を背景にとても魅惑的な仕上がりになっていますが
実は種を明かすと、デザイナーさんにお渡しした原画はこのようなもの。。

黒を背景にするとずいぶん印象が変わります。
イラストはあくまでも素材。
デザイナーさんの手が加わることで完成するのであります。
今回のように驚かされると
嬉しくてニヤニヤしてしまうのです。